自然の中で育まれた野菜をはじめ、倉渕にはたくさんの名品があります。
ここではそれらをちょっとした豆知識を交えて紹介いたします。
きっとあなたも倉渕の物産が食べたくなるはず!
倉渕村では日本固有の野菜の一つであるミョウガが盛んに生産されています。
香りが強く、香辛料や薬味として利用されます。ミョウガの名の由来は、釈迦の弟子である周梨槃特(スリバンドク)が、自分の名前を忘れてしまうため、釈迦が首に名札をかけさせたのだが、名札をかけたことさえもわすれてしまい、とうとう死ぬまで名前をおぼえることができませんでした。
その後、死んだ周梨槃特の墓にいくと見慣れない草が生えていたので、「彼は自分の名前を荷って苦労してきた」ということで、名」を「荷う」ことから、茗荷という名前がつけられたことによるものです。ちなみにミョウガを食べると物忘れがひどくなるというのは俗説で、科学的根拠はないのです。ミョウガの独特の風味がものを忘れてしまうほど強烈だということでしょうか?
倉渕では村内において低農薬農法で育てたうえ、天日で干したお米を作っています。
ご存知ですか?
市場に出回っているお米のほとんどは、乾燥機で火力乾燥したものなのです。
稲はぜ(うし)に架けて乾燥させたお米は、自家用米が多いようです。それはなぜでしょう?それは、手間はかかるけれど、美味しいからです。稲を吊るすと、養分がお米の中に、ゆっくりと下りて来て、美味しいお米に仕上がります。
この単品でもおいしいお米を、倉渕のほかの物産と一緒に食べたら・・・ほっぺをたくさん用意してから召し上がってください。
猪肉はカルシウムや良質のタンパク質、ビタミンB1が豊富です。
不飽和脂肪酸が多いためコレステロール値を下げる効果があり、大変ヘルシーです。
江戸時代には冬の栄養補給食、薬食として食べられてきた歴史があり、当時は『山鯨』と呼ばれていました。昔は仏教の教えにより四足動物を食べるのは一種の禁忌であったが、食べたいあまり魚扱いの鯨とゆう名前を付けたとか。
倉渕村のイノシシは、倉渕のおいしい水、きれいな空気のもと育ったので、臭みが少なく、非常においしいものです。王道のぼたん鍋でもよし、焼肉でもよし、味噌漬けなどさまざまな方法で召し上がれます。
倉渕村の行事食や伝統食、本村で生産される農作物を利用した料理、おやつ、農産加工品など幅広く紹介しています。
また、覚えておくと便利「おふくろの知恵袋」も掲載されており、台所の片すみに置いておけば大変便利な本として活用できます。
価格:1000円
お問合せ:倉渕村役場農政課